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金属床義歯

金属床義歯とは、義歯床が金属で出来ている入れ歯です。
義歯床を金属にすることで入れ歯を薄くすることができるので、保険のものよりもしゃべりやすかったり、違和感が少なかったりする総入れ歯を作れる可能性が高くなります。

コバルト・クロム合金鋳造床義歯

 

コバルトクロム床写真

比重はチタンの約2倍ですが、生体によくないニッケルは全く含んでおらず銀色が美しい安定した金属です。

健康保険の義歯に比べ温度の伝達がよい。
汚れが付着しにくい。
細く薄く、義歯床の理想的な設計ができる。
丈夫で長持ちする。

純チタン鋳造床義歯

 

純チタン床写真

人口骨などに用いられるチタンは表面に人間の骨組織に近い皮膜を作っていて、錆や変質を防ぐという人体に優しい特長をもっています。
金属アレルギーの心配はありません。
比重が4.5と小さいためアルミについで軽くて丈夫です。
汚れがつきにくく味覚を損ないません。

ゴールド鋳造床義歯

 


ゴールド床写真

比重はチタンの4倍ですがゴージャスな義歯としては最高のものです。

生体への親和性がよい。
温度の伝達性がよい。
汚れが付着しにくい。
義歯床の理想的な設計ができる。
味覚を損なわない。

金属床義歯のメリット

ほとんどの症例で使用することができる。

入れ歯を薄くすることができるので、保険の総入れ歯よりもしゃべりやすかったり、違和感が少なかったりする入れ歯を作れる可能性が高くなる。

金属は熱伝導性に優れているので、食事をした時の温度感覚が自然に近くなる。

汚れが付きにくいので清潔。

保険のものよりもピッタリと合った入れ歯ができる可能性が高い。

割れにくく、変形しにくい。

金属床義歯のデメリット

咀嚼能率(ものを噛む能力)が低い。(天然の歯の約10~20%)

修理が難しい。 (修理のたびに金属が分厚くなってくるので、金属床義歯本来のメリットが失われる)

アゴの骨がだんだんと痩せてくることで、徐々に合わなくなってくる。 (定期的な調整が必要)

落ちたり外れたりしやすい。

金属床義歯には「コバルトクロム合金」という金属が最もよく使用されているが、この金属は金属アレルギーの原因となりやすい。(金属の部分にチタンを使用すれば、この問題は解決できます)

値段が高い。

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